お肌の悩みと言えばシミやシワやたるみが多いですが、年齢を重ねてくると日頃のお手入れだけでは改善しないですよね。
少しでもキレイな肌でいたいのは皆さん共通で、基礎化粧品や美容クリニックなどの施術を取り入れる方も多いはず。
その中でフォトフェイシャルを取り入れる方やこれからやりたい方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし10年後の肌はどうなるでしょうか?施術をやめると老けることもあるのでしょうか?
また、危険性があったり、やめたほうがいいなんてこともないのでしょうか?
様々な疑問や不安を解消するため、この記事ではフォトフェイシャルについて徹底調査しました!
フォトフェイシャルの10年後は?やめると老けることも?
そもそもフォトフェイシャルとはIPLと呼ばれる特殊な光を照射することで、シミや毛穴、たるみなど多くの肌悩みやトラブルに対して効果が期待できる美容治療となります。
肌悩みに応じて光の波長を変えることによって肌表面にあるものから奥深くまで光を届けることができるのもフォトフェイシャルの魅力の一つです。
もちろん一度の治療では効果を感じることが難しい為、肌状態にもよりますが一般的に1カ月に一度のペースで4~5回繰り返すことが良いと言われています。
しかし、フォトフェイシャルを受けた肌の10年後や、施術をやめると老けることはないのか気になりますよね?
フォトフェイシャルが誕生してから20年と長く、美容業界でも多くの症例があります。
長期的に施術を受けられた方は、10年後の肌でも若々しさをキープされている方が多いようです。
長期的となれば治療費が気になりやめる方もいれば、効果を感じられたからしばらくはやめると考えられる方もいるでしょう。
フォトフェイシャルをやめると肌が元に戻ってしまったり、老けるなんてことはないのでしょうか?
実際ネットで「やめると老ける」なんて言葉も見かけることもあります。
もちろん急激に老けるなんてことはありませんが、年齢を重ねたり紫外線を多く浴びた、正しいスキンケアができていないなどがあれば肌悩みは増えることはあるでしょう。
また、治療を受け肌のターンオーバーが活発になったころで治療をやめると、肌の奥に潜んでいたシミが表面に出ることもあるため「老ける」と感じられた方もいたのかもしれないですね。
月に一度治療を受けるのが面倒であったり、治療費が気になる方は例え時間が空いてしまっても、10年後の肌の事を考えると続けていくとが結果に繋がりそうですね。
フォトフェイシャルはダーマペンとどっちがいい?
肌悩みの改善効果として、フォトフェイシャル以外にダーマペンも人気の美容治療ですが、どちらが良いのでしょうか?
フォトフェイシャルは光によって肌を活性化させ、ターンオーバーが促されることで徐々にシミやシワ、たるみなどが改善されていきます。
一方ダーマペンは、肌に微細な穴を開けることにより再生治癒力が働きニキビ跡や毛穴などの改善をする美容治療です。
どちらも魅力的ではありますがフォトフェイシャルに比べ、ダーマペンは痛みや腫れ、赤みなどのダウンタイムが長めになります。
治療費は2~3万で、効果を高めるための美容液も併用するとさらに高額になります。
治療期間は3~4週間ほどとなります。
フォトフェイシャルのダウンタイムはほぼなく、紫外線対策やスキンケアをしっかり行えば日常生活に置いての制限はほぼありません。
メイクもすぐにできますが、ダーマペンの場合はさらに注意が必要でメイクも数日は控えることをおすすめします。
どちらも効果を感じることができるので、どちらかはやめたほうがいいとは言い切れませんが肌悩みの改善に効果として近いものや、治療後のダウンタイムや費用などご自身にとって合うものを選択するといいですね。
ただ、自己判断はやめたほうがいいので、カウンセリングを受けて医師のおすすめするものも検討するといいでしょう。
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フォトフェイシャルの効果はすごい?効果がないという人も?
フォトフェイシャルはレーザーなどに比べて照射力は低めですが、肌に対して負担がかかりにくく肌悩みが徐々に改善されていきます。
速効性を求めてしまう方には効果がないと感じられることもあります。
加齢とともに増えるシミやシワができると、一気に老ける印象にならないよう予防策としても人気です。
1回では効果を感じられることは難しいですが、5回程治療を受ければ実感し出す方も多いので長い目で治療をしてみるといいでしょう。
フォトフェイシャルのデメリットは何?ビニール肌になる・肌に悪いって本当?
フォトフェイシャルの効果などを見ると魅力的に感じることが多いですが、デメリットもないのか気になりますよね?
デメリットとしてはやはり速効性がないことでしょう。
また、治療を受けることでターンオーバーが促され隠れていたシミが浮き上がってくることで、シミが濃くなったように感じられることもあります。
一時的なものであることやコンシーラーでカバーすることもできるので問題はありません。
また、治療後の肌はデリケートになりますので紫外線ダメージが受けやすくなり、シミ原因になりやすくなるので紫外線対策は徹底するといいでしょう。
他にも、洗浄力の強い洗顔料やマッサージなどの強い刺激に対しても肌が敏感になり、ビニール肌を引き起こすこともあります。
フォトフェイシャルをやめたほうがいい人の特徴は?
デメリットがさほど多くない印象でしたが、フォトフェイシャルをやめたほうがいい人についてご紹介します。
・肝斑がある方
フォトフェイシャルはシミに対して効果はありますが、肝斑の場合は光が強く反応することもあり炎症後色素沈着を起こすこともあります。
悪化や誘発にならないように自己判断はやめたほうがいいです。
シミか肝斑なのか判断が難しいことが多いので、医師に判断してもらいましょう。
・シミを再発させたくない方
フォトフェイシャルを含むレーザー治療はシミが再発する可能性はゼロではありません。
また、ターンオーバーにより隠れていたシミが浮き上がることもありますのでそれがストレスに感じる方や絶対的にシミを再発させたくないという方はやめたほうがいいかもしれないですね。
・速効性を求める方
何度もご説明させて頂きましたが、数回または短期間で効果を感じたい方にとっては効果がゆっくりに感じることもあるでしょう。
大事な予定の為にというのであれば早めに治療に取り掛かる必要があります。
予定の数カ月前にスタートさせると、ターンオーバーによりシミが目立ち出す頃になるようではやめたほうがいいですよね。
・光過敏症の方
フォトフェイシャルは肌に光を照射する治療法となります。
フォトフェイシャル同様に光を使用する治療方法に関しては、光過敏症の方にはリスクがありますのでやめたほうがいいかと思います。
またアトピー性皮膚炎や敏感肌の方も注意が必要ですので医師とカウンセリングでしっかり相談しましょう。
フォトフェイシャルは痛い?ダウンタイムが必要?
フォトフェイシャルは光を照射するので痛みやダウンタイムが気になる方もいますよね。
フォトフェイシャルをされた方の口コミを見ると、このような意見がありました。
痛みは照射箇所や肌質などによって異なりますが、強い痛みはほぼないようです。
ダウンタイムにおいても同様で、赤みや腫れ、一時的にシミが濃くなることが起こりますが長期的なものではないようです。
フォトフェイシャルはニキビ・ニキビ跡に効果はある?ニキビ跡の経過は?
フォトフェイシャルは、シミやシワのみならずニキビやニキビ跡にも効果が期待されます。
ニキビ跡の赤みや色素沈着の原因となる毛細血管やメラニン色素へもアプローチし、照射されたニキビ跡の色素は数日経過すると皮めくれのように剥がれ落ちていき、徐々に肌質が改善されていきます。
ただし、炎症ニキビがある場合などは悪化の原因にもなりかねませんので炎症が治まる頃などタイミングを医師と相談するのが一番良いです。
フォトフェイシャルは肝斑が濃くなることもある?
シミに効果があるとなれば肝斑にはどうなのか?
しかし、そもそもシミと肝斑は性質が異なる為注意が必要です。
肝斑にフォトフェイシャルを当ててしまうと、色素沈着が悪化するケースもあるのです。
シミと肝斑は判断が付きにくい場合もありますので、自己判断はやめたほうがいいでしょう。
肝斑治療を得意としているクリニックなどで、まずカウンセリングをしてみるといいですよ。
フォトフェイシャルは毛穴に効果はある?
フォトフェイシャルは毛穴にも効果を期待することができます。
毛穴と言っても様々な悩みがあると思います。
・毛穴の黒ずみ
・毛穴の開き
・いちご鼻
・たるみ毛穴
原因としてはターンオーバーの乱れや角栓の酸化、コラーゲンやエラスチンなどの減少が毛穴悩みを引き起こします。
フォトフェイシャルの光照射により、ターンオーバーを正常化させることやコラーゲンの生成を促すことで改善に導きます。
ただし、深い毛穴などに対しては効果が弱い為、フラクショナルレーザーやダーマペンなど違う美容治療の方が改善策として良い結果になることもあります。
フォトフェイシャルはかさぶたになる?ならない?
先ほど、ダウンタイムの口コミにもありましたが、フォトフェイシャル後に沁みの部分などがカサブタになるケースもあります。
ターンオーバーが促され、肌表面のシミや内部から浮き上がってきたシミがカサブタになり剥がれ落ちることでシミが徐々に目立ちにくくなっていきます。
しかしすべての方がカサブタになるというわけではなく、肌質やシミの濃さによってカサブタにならないケースもあります。
必ずしもカサブタにならないといけないというわけではありませんので、ご安心くださいね。
また、カサブタができると多少かゆみを伴うこともありますがしっかりと保湿をし、ゴシゴシ洗顔や紫外線からの刺激などを与えないように丁寧なケアを心がけて下さい。
また、色素沈着の原因となりますので、カサブタをめくることはやめたほうがいいです。
フォトフェイシャルの間隔と頻度は?
フォトフェイシャルを受けるには一般的に3~4週間ほどの間隔で、効果を感じるには5回程繰り返すと良いと言われています。
一般的にターンオーバーは28日と言われているので、だいたい約1カ月に1度を目安にするといいでしょう。
早い間隔で照射をすると肌へのダメージや乾燥、色素沈着など様々なトラブルを引き起こす可能性もあります。
フォトフェイシャル後の注意とは?肌荒れ・やけどを起こすこともある?
肌に光を照射すると、肌荒れややけどの心配がないか気になる方もいるかもしれませんね。
稀なケースではありますが、光の出力が強い場合や冷却が不十分、皮膚の色が濃い方や日焼けをしている方はヤケドが起こる可能性もあります。
また、毛包周囲炎が起こり赤くプツプツができる場合や赤みや乾燥、肝斑の悪化など肌荒れや肌トラブルが起こることもあります。
照射中の痛みや熱を強く感じる場合や、敏感肌や乾燥肌の方など不安な点があれば必ず医師に相談して下さい。
もし肌荒れなどが起きれば薬を処方して頂くことも可能です。
フォトフェイシャル後にブツブツができた!なぜ?
先ほど肌荒れが起こるケースとして、毛包周囲炎になるケースもあるとお伝えしました。
産毛の濃い部分に照射すると、赤い発疹のようなものができることもあります。
一時的な炎症にはなりますが、処方して頂いた外用薬を塗ると数日程度で治まる方も多いです。
他にも光の照射による刺激で乾燥や肌にブツブツができることもあるそうですが、一時的な症状で、外用薬と合わせ十分なスキンケアを行うと自然に和らいでいきます。
フォトフェイシャルはシミが消えない?
様々な肌悩みに効果がありそうなフォトフェイシャルですが、シミが消えないと耳にすることもありますよね。
確かに、全てのシミが完全に消えるというわけにはいきません。
紫外線は室内にいても届いており、紫外線を肌から100%カットすることはほぼ不可能です。
紫外線を浴びればシミの原因のメラニンを活性化させますし、ターンオーバーが乱れることや加齢によりシミが再び出てくることもあります。
また、照射後の肌も紫外線の影響をより受けやすくなります。
シミ対策はケアを怠ればどんなにフォトフェイシャルをしたとしても追いかけっこ状態になってしまいますので、5年後・10年後の肌に向けて日頃からの紫外線対策と照射後もより丁寧なケア対策をしてくださいね。
フォトフェイシャルの料金・値段は?相場はこちら!
様々な美容クリニックがフォトフェイシャルを導入しているのですが、金額の相場も大切な情報ですね。
相場としては1万~3万くらいが多いようです。
同じ光なら安い方がいいと思ったとしても実は「頬のみ」であったりアフターケアがない場合や追加料金が発生することもあります。
もちろん高ければ効果があるというわけではありませんが、内容が充実しているクリニックもあります。
料金だけに注目をせず、内容や症例写真など様々な角度からチェックすることが大切です。
クリニック選びに迷うようであればカウンセリングのみ受けて、比較することも大切です。
フォトフェイシャルは妊娠中できる?
フォトフェイシャルの光は肌ダメージを抑えていますが、妊娠中や授乳中の方はやめたほうがいいでしょう。
ホルモンバランスも通常と異なり、肌も敏感になりやすいです。
できるだけ負担になることは避けるようにしましょう。
妊娠中のみならず、体調が悪い場合やワクチン接種などされた場合もしばらくの期間は控えることをおすすめします。
Vビームとフォトフェイシャルの違いは?
美容治療を考えられている方は様々な施術名を目や耳にすることもありますよね?
「Vビーム」と呼ばれるレーザー治療も話題なのはご存じでしたか?
Vビームは赤みのあるニキビ跡や赤ら顔など「赤み」にだけ反応するレーザー治療です。
フォトフェイシャルと違い短時間で赤みの改善をすることが期待されるため、フォトフェイシャルをお考えであってもVビームのが効果的なケースもあります。
もし、赤みのある肌トラブルでお悩みであれば、どちらがいいのか医師に相談しても良いでしょう。
ハイフとフォトフェイシャルを併用することもある?
たるみやシワなどにも効果的なハイフはご存じの方も多いかと思いますが、フォトフェイシャルと併用することも可能ではあります。
すでにハイフをされていて併用されたい方や、相乗効果を求める方に効果的でもあります。
ただ、施術間隔には注意する必要があります。
もしハイフとフォトフェイシャルを受けたい場合は、2~3週間ほど間隔を空けることが推奨されています。
ハイフは超音波による施術でフォトフェイシャルは光による施術ですがどちらも熱を加えるため、肌が熱ダメージから回復していない場合は施術を受けられないこともあります。
効果や治療方法がことなりますが、どちらが先にという決まりはないようです。
ハイフ以外にもダーマペンやボトックスなど併用したい治療法があれば、カウンセリングで肌状態をチェックして可能であるのかなど相談してみると良いでしょう。
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【まとめ】フォトフェイシャルは10年後も効果がある!メリット・デメリットを確認しよう
フォトフェイシャルについて疑問や不安は解消できたでしょうか?
メリットデメリットどちらもありますが、ご自身のお悩みが解決できそうであればまずはカウンセリングに行くことをおすすめします。
10年後、20年後の肌が理想的でいられるように早くから対策を取っておくと後々良かったと思える日が来そうですよね!